今回は2024年8月12（月）に放送された「海のはじまり」の第7話のあらすじと感想、考察をお伝えしていきます！
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海のはじまり- フジテレビ (fujitv.co.jp)
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相関図
「海のはじまり」フジテレビ公式サイトより
あらすじ
第7話
南雲水季（古川琴音）は娘の海（泉谷星奈）を連れて月岡 夏（目黒 蓮）のアパートの前まで来ていた。
しかし何かに気づいた水季は海の手を引っ張り、「コロッケが無くなっちゃう」とその場から走り去る。
夏の恋人・百瀬弥生（有村架純）は夏と海にコロッケを振る舞う。
海は弥生になぜ水季は夏と別れたのかと聞くも弥生は答えられない。
海は水季は同僚の津野晴明（池松壮亮）とも付き合ってはいなかったと話す。
晴明は水季の母・朱音（大竹しのぶ）から水季の四十九日で墓参りに来て欲しいと言われるが、晴明は断る。
朱音は夏に納骨に同席して欲しいとお願いする。
海は水季の遺骨を抱えて夏に、骨になったら痛くないか、薬は必要ないかと聞く。
夏は義理の弟・大和（木戸大聖）に亡くなった大和の母の遺骨についてきくとお守りみたいなものと大和は答える。
水季が司書として働き始めた頃、ロッカーが隣の晴明に3ヶ月の子供がいることを話す。
それからも水季と晴明は仲良くしていた。
ある日水季が海を連れてくると晴明は「無理しないで」というと水季は「無理しないと私も子供も死んじゃう」と少し感情的に答えてしまう。
それを聞いて謝った晴明は子育てを手伝うと言い始める。
晴明は水季と保育所の場所を教えてもらい、保育所に海を迎えに行く日もあった。
水季は晴明に気持ちがあることを分かって手伝ってもらっているようだった。
ある日晴明の家に海が来ているとき、晴明は妊娠中絶の同意書を見つけてしまう。
夏のことを悪く言ってしまった晴明に水季は何も知らないのに否定したことに怒り晴明の家から帰ろうとする。
水季が病院に行っていることを聞かれるとそろそろ知らせるべきだと答える。
水季が実家に帰ると家族に癌のことを伝える。
水季は入院することになる。
見舞いに来た晴明に自分で選べないことは産まれてくるかどうかといつ死ぬかどうかと話す。
晴明はその話を遮るように食べられるものを買ってこようかと水季に聞いている。
治らない可能性が高いから治療しない事を決めた水季は海に会いたい、海と一緒にいる時間が欲しいと話す。
泣きそうな晴明は何が欲しいか水季に聞くと「ミカンのヨーグルト」と答える。
晴明はミカンのヨーグルトがなかったからミカンとヨーグルトを買ってきた。
水季は海が第一、何かあったら助けて欲しいと晴明に話す。
職場で晴明が休憩室で倒れ込んだ水季を見つける。
水季は海の事を頼むと言うように合図し晴明は海の面倒を見る。
水季は朱音に海に関することを全て話すと、急に死ぬのが怖くなったと泣き出してしまう。
朱音も泣き始めてしまい、水季のことを優しく抱きしめる。
ある日。晴明に朱音から電話がかかってくる。
嫌な予感がしたまま電話に出るとそれは水季の訃報だった。
晴明が水季の家の片付けに来ると朱音は家族でやるから触らないでと言われてしまう。
夏の母・月岡ゆき子（西田尚美）は弥生を家に招き、昔大和が来たときの話をする。
弥生は水季に対しての思いを話す。
ゆき子は弥生にこれからずっと辛くなると思うと話す。
水季の四十九日、海は水季の遺骨を持って行かれるのを抵抗するが朱音が連れて行ってしまう。
埋骨を終え、海は悲しさからか畳で寝そべっている。
夏は海に水季の骨粉が入ったネックレスをわたす。
夏は海に言われたこともあり、弥生を水季の墓参りに誘う。
夏と海、弥生の三人で墓参りに来ると先に晴明が来ていた。
夏はよく知っているからこそ余計に辛く思えることがうらやましいと弥生に話す。
墓参りを終え、夏と海はバスの方へ、晴明と弥生は駅まで歩いて行く。
駅までの道中、晴明は弥生に水季が海を連れて夏のアパートまで行ったが女の人が出てきたから会うのを辞めていたことを話す。
弥生は母親になりたいから必死だと話した後、少し怒りながらなぜ女の人ばかり期待されるのか、父性は使わないのに母性によく使うのかと吐き捨てるように晴明に告げる。
晴明は以前にも水季に母性は無償の愛というが子供を愛せない母親だってたくさんいるといわれたことがあった。
晴明は弥生は水季と似ているところがあると話す。
晴明は夏に水季の墓参りに来て欲しいと電話をもらったという。
晴明は弥生に何でも一人で決めようとしないで欲しいと告げその場を去る。
第8話予告
感想・考察
今回の「海のはじまり」の第7話を見て、津野くんは報われてなくてかわいそうだなという印象でした。
これまでの話は夏の家族は血が繋がっていなくてもそんなことは関係ないみたいなニュアンスでしたが、今回の話では晴明のように血が繋がっていないと家族と一線引かれてしまうという悲しい内容でしたね。
水季が死ぬまで十分に関わってきたはずなのに、死んで遺品整理にくると朱音が家族でやるから大丈夫と言われてしまうシーンはとても見ていて辛くなりますね。
訃報をきいて泣き出してしまうことから、やはり晴明は水季に対して同僚以上の感情があったのは間違いないですね。
夏よりも水季のことを知っていて、なお最近まで関わってきた晴明は水季の死は夏よりもかなり辛いと想像できます。
水季が朱音に海に関することをお願いしているシーンがあったが、自分よりもこどものことを優先してしまうのが親の性なんだろうなと感じました。
また水季が病院で言った産まれてくるかどうかと死ぬタイミングは選べないと言うのがかなり重く感じられます。
確かに私たちは望んで産まれてくるわけではないし、いつ死ぬか誰かが教えてくれるわけでもないなと感心しましたね。
海は水季と正式にお別れをしてこれから夏が海の事を娘として育てることになるのか、母親になりたいと思っている弥生はどう夏と海と関わっていくのか気になりますね。
キャスト＆スタッフ
月岡 夏 目黒 蓮
百瀬弥生 有村架純
南雲 海 泉谷星奈
月岡大和 木戸大聖
月岡ゆき子 西田尚美
月岡和哉 林泰文
南雲水季 古川琴音
津野晴明 池松壮亮
南雲朱音 大竹しのぶ
南雲翔平 利重剛
三島芽衣子 山田真歩
他
スタッフ
脚本
⽣⽅美久
『silent』『いちばんすきな花』
第33回フジテレビヤングシナリオ⼤賞『踊り場にて』
音楽
得田真裕
『silent』『いちばんすきな花』
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、
『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、
『アンナチュラル』、『MIU404』他
主題歌
back number
『新しい恋人達に』
（ユニバーサル シグマ）
プロデュース
村瀬 健
『silent』『いちばんすきな花』
『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
映画『信⻑協奏曲』『キャラクター』『約束のネバーランド』
演出
⾵間太樹（AOI Pro.）
『silent』、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、
『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『バジーノイズ』、『チア男子‼︎』、
『チェリまほTHE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
髙野 舞
『silent』、『いちばんすきな花』、
『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、
『あなたがしてくれなくても』、『昼顔～平日午後３時の恋人たち～』
ジョン・ウンヒ（AOI Pro.）
『いちばんすきな花』
制作・著作
フジテレビジョン