今回は2023年10月23日(月)に放送された「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」の第3話のあらすじと考察、感想をお伝えしていきます!
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あらすじ
2023年12月24日午前9時頃。
狩宮カレン(松本若菜)は銃殺事件の捜査本部において蜜谷満作(江口洋介)からの情報により容疑者の名前が「勝呂寺誠司」であると明かす。
勝呂寺誠司(二宮和也)は笛花ミズキ(中川大志)に連れられて闇医者らしきところで診察を受ける。
そこで過去のことを思い出すことができない逆向性健忘だと診察される。医者が綿棒を落とした後、ミズキは誠司の記憶が戻るきっかけになるかもしれないと思い、昔の誠司の話をする。
誠司は記憶力が良く、一度目にしたものは忘れない力があると教えてもらう。
それを証明するように誠司は、廊下ですれ違った人の特徴や医者が落とした綿棒の本数を当ててみせる。
一方、立葵時生(大沢たかお)はクリスマスディナーをやると言い張るが、肝心のデミグラスソースがないことで頭を抱えていた。
そこでレストランでともに働く竹本梅雨美(桜井ユキ)、蛇の目菊蔵(栗原英雄)、細野一(井之脇海)と警護を担う山田隆史(今井英二)は客にビーフシチューを頼ませなければ良いのではないかと提案する。
倉内桔梗(中谷美紀)がキャスターを務める横浜テレビでは、銃殺事件の特集はやらず元々計画していたクリスマス特集をやることを社長から指示が出ていた。
桔梗は誠司(天樹勇太)の実家である住所に訪れるが、そこは事故物件であり既に取り壊されていた。
その住所で起きていた18年前の警官の自殺は、桔梗が新人の頃取材していた事件であることに気づく。
昔の情報を探し自分に送るよう立葵査子(福本莉子)に依頼する。
昔の報道の映像と資料からそこで自殺した警官は天樹勇太の父親だと判明する。
その頃、葵亭では梅雨美と山田を客と想定し、元三つ星フレンチのギャルソンであった菊蔵が客にビーフシチューを注文させないようにするシミュレーションを行っていた。
菊蔵は二人を誘導できたがその後、客役に時生が一人で演じビーフシチューをオーダーする。
菊蔵はワインに合わせてビーフシチューをローストビーフに変更するように促すが、時生は頑なビーフシチューを頼む。菊蔵も頑なに変更を促し、二人は口論になった末、持っていたワインを落として割ってしまう。
誠司はミズキに八幡柚杏(中村アン)の存在と警察署で満作にあったことを話す。
ミズキはかつて誠司に助けられたことと左肩の傷について話すが、誠司は何も思い出せないまま組織の会合に顔を出す。
その場にいた安斎は裏切り者は一人だけではなく誠司もそうではないかと疑う。警察署に行った誠司は情報は漏れていないことを伝えるが、ミズキは念のため取引場所を変更する。
安斎は今回の取引が成功すると、誠司が組織の幹部になり自分の上に立つことになってしまうことを危惧していた。
出て行く誠司を尾行するミズキだったが、突然表れた柚杏に話しかけられる。柚杏に誠司や満作のことを聞かれたミズキは次に誠司と接触したら殺すと柚杏を脅迫する。
一方、菊蔵はワインを割ってしまったことから自分が時生ともめて葵亭で働くことになったいきさつを話す。それは査子の中学の入学祝いでいった店で使うフォークの順番が違うと菊蔵が言い、口論になってしまったことだった。
桔梗は警察署に着くとそこには多くの取材陣が訪れていた。
その場に来ていたカメラマンの国枝茂雄(梶原善)と合流すると、真礼(佐藤浩市)が警察署から出てくる。真礼は警察署内で逃亡犯などと耳にしたことを二人に話すが、茂雄から逃げ出した愛犬フランを見たと聞くと家の方向へ行ってしまう。
その後桔梗は査子から送られた情報から、誠司(勇太)の父・天樹悟は飲食店でナイフを持って暴れていた男を誤って銃殺してしまい、その罪に耐えきれず自殺したことを知る。
誠司は満作の声から銃殺の前の記憶が少しよみがえる。それは自分は手をかけておらず、誰かに銃で気絶させられたことだった。
一方、制作局長の折口康司(小手伸也)は査子が桔梗と何か企んでいることに気づく。怪しんだ康司は査子が撮った葵亭のインタビュー映像を目にしてしまう。
査子は桔梗にどこに行っているのか電話をかけると、桔梗はあるものを目にし電話を切る。
葵亭ではデミグラスソースを使わない新しいメインディッシュを作ろうと決心するも、厨房の冷蔵庫の電源が抜けて食材が全て傷んでいることに気づく。
山田は普通のスーパーでは手に入らないウチワエビを他の店から譲り受けることはできないかと提案する。
桔梗が向かった先には誠司(勇太)がいた。
感想・考察
今回の第三話はテレビ局編とレストラン編での進展が大きく逃亡編はあまり動きがなかったですね。
正直、レストランのもめ事はちょっとしつこいかなと思ってしまいました。
デミグラスソースだけではなく、他の食材もだめになってしまうと言う展開でしたが、これからどう誠司と桔梗と関わっていくのか全く想像できません。
菊蔵が葵亭で働くことになった経緯が明かされていましたが、今後梅雨美と一もなぜ働くことになるかが明かされていくでしょう(一は査子に恋しているからだと思われるが…)。
満作は前回誠司へ山下埠頭に行くように伝えているが、誠司についてどこまで知っているんでしょうか。おそらく満作は銃殺したのが誠司ではないことを知っていると考えられますね。
満作がカレンに尾行されていることに気づいていることと、誠司はカレンを救っていることから、もしかしたら尾行されたまま満作は誠司と会って、カレンは誠司と満作の味方になって真犯人を探すストーリーになりそうですね。
ただ顔が割れて捜索されているのに普通に外出してしまう誠司は何を考えているのか、捕まらないという絶対的自信があるのでしょうか。変装なしで外出するという普通では考えられない違和感…笑
警察署から出てきた真礼と桔梗が会っていましたが、あいかわらず真礼と3人のつながりが見えてきませんね。犬がいなくなったこととなにか関係があるのでしょうか。
満作の声で誠司の記憶が少し戻ったことから、もしかしたら誰かと再会することで誠司の記憶が戻るかもしれませんね。個人的には柚杏が一枚かんでいるのではないかと思いました。
誠司の父親が自殺したことが判明し、その後なぜ誠司が犯罪組織に入ることになったのか、そして誠司の圧倒的な記憶力はどう物語に関与してくるのか気になりますね。
キャスト&スタッフ
勝呂寺誠司(天樹勇太) 二宮和也
立葵時生 大沢たかお
倉内桔梗 中谷美紀
真礼 佐藤浩市
笛花ミズキ 中川大志
蜜谷満作 江口洋介
狩宮カレン 松本若菜
八幡柚杏 中村アン
立葵査子 福本莉子
折口康司 小手伸也
国枝茂雄 梶原善
筒井賢人 丸山智己
前島洋平 加藤諒
黒種草二 大水洋介
竹本梅雨美 桜井ユキ
蛇の目菊蔵 栗原英雄
細野一 井之脇海
山田隆史 今井英二
脚本
徳永友一
(『翔んで埼玉』、『ルパンの娘』シリーズなど)
音楽
佐藤直紀
主題歌
ミイナ・オカベ
「Flashback feat. Daichi Yamamoto」
(ユニバーサル インターナショナル)
プロデュース
成河広明
(『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『ストロベリーナイト』シリーズなど)
演出
鈴木雅之
(『マスカレードホテル』シリーズ、『HERO』シリーズなど)
三橋利行
柳沢凌介