【ネタバレ】「君が心をくれたから」最終話のあらすじ 感想・考察!【わかみやドラマ】【月9】

君が心をくれたから
 
わかみや
みなさん、こんにちは!わかみやです!

今回は2024年3月18日(月)に放送された「君が心をくれたから」の最終話のあらすじと感想、考察をお伝えしていきます!

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「君が心をくれたから」第10話 あらすじ・感想・考察

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ドラマ

相関図

きみここ相関図

「君が心をくれたから」公式サイトより

あらすじ

「君が心をくれたから」 最終話 『雨の音色と未来の約束

2024年3月24日

視覚を失った逢原 雨(永野芽郁)は朝野太陽(山田裕貴)におんぶされている。

太陽は雨の五感を取り戻すまでの間言葉を伝えるという。

雨は自宅のベッドで日下(斎藤 工)に時間は大切だ、最後の一秒まで大切にすると伝える。

午前0時になると日下は太陽に一週間後の3月31日午後4時に雨の聴覚が失われると話す。

太陽は雨に花火を見せることや幸せにしてあげることができなかったことを悔やんでいる。

寝室で雨は太陽に言葉は聴覚がなくなる直前に欲しいと話す。

その一週間は二人はアラビアンナイトを読み聞かせたり、絵馬にお願いをしたり、観覧車にのったりした。

雨は死んでしまったら大切な人に思いを届けるために短い間、雨を降らせることができると太陽に話す。太陽に私の雨を降らせると雨が言う。

聴覚を失う前日、雨は明日太陽とで会った学校に行きたいという。

2024年3月31日

雨の家に春陽(出口夏希)が来ている。

雨は春陽に仲良くなれて嬉しかったと話す。

春陽は雨とずっと一緒にいたいとはなす。

雨は自慢の妹だから大丈夫、どこかで応援してる私がいると泣きそうな春陽を慰める。

春陽は涙を流し、花火師になることを決意する。

雨のおかげで立派な花火師になれましたといつか恩返しをすると春陽。

それを二人は指切りで約束する。

雨と太陽は出会った長崎高校に来ていた。

下駄箱で話しかけたことを思い返していた。

太陽は泣きそうになってしまう。

1日の終わりに今日も幸せだったと太陽の隣で笑い合いたかったと雨。

太陽はもしあの日、雨が降らなかったら雨はこんなことにはならなかったと後悔していた。

しかし雨は雨が降っていなくても太陽のことを好きになっていたと話す。

太陽は涙を流す。

雨は赤い傘で一緒に並んで帰ったことや恋ランタン、お菓子言葉やマーガレット、指輪や結婚式、キャンドルや花火は絶対忘れない一生の思い出と話す。

雨は太陽に時刻を訪ねると、15時まであと3分と返す。

雨はプロポーズの時のお願いを今使いたいという。

雨は「もう会いに来ないで欲しい。私のことを二度と思い出さないで欲しい。」と言う。

太陽は泣きながら雨に会えないのは嫌だと話すが、雨は私たちの恋は今日でおしまいだと話す。

「さようなら、太陽君。」

その直後、雨の聴覚はなくなってしまう。

驚いた太陽は泣きながら「どうして、雨」と叫び続けていた。

聴覚が失われるタイムリミットを知らされる日。

日下は3月31日午後3時に聴覚が奪われると雨に話していた。

雨は太陽に4時と伝えて欲しいと日下に話す。

画工のグラウンドには五感全てを失い生気まで失ったような姿になった雨と落ち込む太陽。

そこへ日下が歩み寄る。

太陽は日下に雨を助けるよう懇願すると、日下はまだ奇跡は終わっていないと話す。

雨が寝室で目を覚ます。

自分の五感が元に戻っていることに戸惑っているところへ望田 司(白洲 迅)がやってくる。

太陽のことを心配した雨が司に尋ねると

「太陽君が亡くなった。」

雨はあっけにとられている。

太陽の葬儀が教会で行われた。

父・朝野陽平(遠藤憲一)をふくむ朝野煙火の一同が参列している。

医者によると太陽は急性心不全で亡くなったという。

太陽は陽平と春陽、司に「午前0時になったら俺は死ぬ。それで雨の五感が戻る。」と話していた。

陽平はそれを疑っていたが、春陽はその言葉を信じていた。

太陽は春陽になくなった母・千秋(松本若菜)からの伝言を伝える。

「何もしてあげられなくてごめんね。でも強い人になっていてくれて嬉しかった。家族を守ろうとする優しい人に。」

春陽は涙を浮かべている。

太陽は「俺もそう思っている。すっげえ生意気な最高の妹だ。」と言う。

そして太陽は最後に春陽に頼み事をする。

春陽は葬儀に参列していた雨に太陽から受け取ったメモを渡す。

自宅に戻った雨はそのメモを見る。

そこには「シンディーに魔法の呪文を唱えてみて 指輪の精より」と書いてあった。

雨は音声認識AIのシンディーに「イフタフ ヤー シムシム」と唱える。

するとシンディーから録音された音声が流れ始める。

「雨。びっくりさせてごめんね。今からちゃんと説明するね。」

雨は泣き始めてしまう。

太陽は学校の帰りに日下から言われたことを話し始める。

日下「奇跡はまだ終わっていません。奇跡とは与えられた奇跡に対して君たちが何を思いどんな選択をするかを見つめるために存在する。

逢原雨は心を捧げる選択をした。次は君の番だ。

彼女が差し出したその心を受け取るか否か。君の選択を見せてほしい。

もしうけとれば天寿を全うできる。しかし断れば翌午前0時、命を落とし逢原雨の心は彼女の元へ戻る

どうする、太陽君。

太陽は「本当は大晦日の夜に死んでいた。でもこの奇跡が猶予をくれた。雨と生きる時間を。」

太陽は雨の頭をなでる。

太陽「それに俺はもう十分もらったから。返します、雨に心を。

太陽と日下は笑っていた。

「こんな大事な決断してごめんね。でも俺は全然後悔してないよ。だから雨、お願いだから泣かないで。」シンディーから聞こえてくる。

雨は号泣してしまっている。

「俺は笑っている雨が好きだよ。ありがとう、雨。あの日、俺の傘に入ってくれて。

今日まで一緒に生きてくれて。本当にありがとう。」涙声が聞こえてくる。

約束しよう、未来の約束。雨、一人前のパティシエになってね。たくさんの人を幸せにするそんなお菓子を作ってほしいんだ。雨ならできる、絶対できるよ。それでいつか君の夢が叶ったら天国の雨を降らすよ。ありったけの心を込めて。そのときあの傘を差してくれたら嬉しいな。だからもう一度、約束。

雨は隣に太陽がいるような気がしている。

横を向いて小指を出す二人。

2024年4月16日

雨は太陽の墓参りに着ていた。

花を手向けた後、雨は爆竹を鳴らす。

それはかつて太陽が天国にいる大切な人を呼び出すためにならしていると話してたからだ。

しかし振り返っても誰もいない。

そこへ陽平から電話がかかってくる。

陽平は雨に太陽の花火をみせたいという。

それは桜まつりの日の予備で、太陽の最後の日に雨に見せるよう頼まれたという。

夜、雨は花火の上がる位置に来ていた。

そこに春陽たちの姿があった。

春陽は花火師としてそこにいる。

雨は太陽の言葉を思い返していた。

「最後にあの言葉を伝えるよ。雨の心を支える言葉。いろいろ考えたんだ。でもやっぱり一つしか無かったよ。」

春陽が火をつけるスイッチを押す。

「出会った頃からずっと思っていたことだから何度でも言うよ。100回でも1000回でも一万回でも。」

雨が眺める先に赤く光る大きな花火が打ち上げられる

「雨はこの世界に必要だよ。」

雨は涙を浮かべながら笑っている。

雨が自室からキャリーケースを下ろすとそこには母・逢原霞美(真飛 聖)の姿があった。

雨は東京に発つらしい。

霞美は雨にはお菓子作りの才能があると伝える。

道の途中、雨は太陽からの赤い傘を取り出す。

「頑張るね、太陽君。」

数年後

その店には司や陽平から開店祝いの花が手向けられている。

机にはあの日の赤いミサンガが切れた状態で置かれている。

雨はパティシエとして店を開店していた。

マカロンを差し出し、私の最高傑作だと話す。

雨のコックコートの第二ボタンは、観覧車に乗った日に太陽からもらったものだ。

すると雨が降り始める。

雨は赤い傘を持ち外へ出る。

「太陽君、私と友達になってくれてありがとう。恋人になってくれてありがとう。

あなたと出会ってからの10年間は人生で一番嬉しい時間でした。大げさじゃなくて本当にそう思っているよ。どうしてなんだろう。」

店の名前は「SUN&RAIN」。

「雨。」

太陽の声が聞こえるもそこには誰もいない。

雨は赤い傘を差す。

「かなえたよ、二つとも。赤い傘と未来の約束。」

「そんなのきまってるね。太陽君が私を必要としてくれたから。たくさん笑ってくれたから。一緒に生きてくれたから。それと…」

「君が心をくれたから。」

感想・考察

これまで「君が心をくれたから」を全て見てきました。

結末の感想としては「やっぱりそうか、涙腺崩壊。」ですね。笑

「君が心をくれたから」というタイトルが、初めは雨から太陽に「五感」という「心」を差し出すことだけを意味しているように感じていました。

しかし最終話まで見るとそれは太陽から雨に心を与えるような意味合いもあったのだと強く感じました。

高校生時代に太陽が雨に「生きる理由」を与えたように、一度雨からもらった「心」を返すことで雨の五感が戻り、パティシエになるという夢まで叶えることができた。

このように考えると、タイトルの意味はどちらの意味でも受け取れるなと思いますね。

この奇跡は二人にとって、そして二人の周りの人たちにとっても良いものだったと感じますね。

3ヶ月という短い期間ではあったかもしれませんが、二人が再会して思い出を作ることができたことはもちろん、太陽が花火を作ることができたことに加え、雨と太陽が母と再会できたことなど太陽が大晦日に死んでしまっていたら考えられないような未来が待っていたんですね。

もちろん二人は辛い思いをしていた期間ではあるとは思いますが、普通に生きることができることに対しての価値や周囲の人の大切さを改めて十分に感じることができる貴重なものであったでしょう。

内容に関しては、やはり前回雨は太陽の花火を見ることができていなかったみたいですね。

だからそのリスクを考えてか太陽は予備の花火をいくつか用意していたのかもしれませんね。

または花火が見れず視覚を失った雨に対し、いつか五感を取り戻せると確信していての予備の花火だったのかもしれませんね。

また奇跡についてですが、雨の五感が失われた後はどうなるのかと思いましたが、意外な結末が待っていましたね。

言ってしまえば、「元の状態に戻す」というものでした。

正直言ってしまえば二人でハッピーエンドになって欲しいと思っていました。

しかし、雨に五感を戻してパティシエという夢を叶えてもらうという太陽の願いもあったのでしょう。

だから結果的にはこれでよかったなとおもいました。

そして天国に行った人が短い間だけ雨を降らせることができるという伏線も、最後のシーンで雨があの日の赤い傘を差すということに繋がっていたのには鳥肌が立ちましたね。

きっと夢を叶えた雨を天国から見守っていると言うことを暗示しているのでしょう。

他にもミサンガが切れていたことや第二ボタンが太陽からもらったものだったこと、店の名前が「SUN&RAIN」だったことなど様々な伏線が回収されており「あ、あのときのやつだ!」となったひとも多いのではないでしょうか。

今回の月9はシンプルな恋愛ドラマではない涙なしでは見ることのできない深さのあるものでした。

特に普通に暮らせることの幸せや時間の大切さを感じさせるような内容で個人的には良かったなという感想です。

最終話に近づくにつれて涙腺が崩壊していくのは皆さんも同じだったことでしょう。

僕も周りの人たちに大切なことや感謝を伝えなければと思わされるような話でした。

次の月9も楽しみです!

第一話から振り返りたい方↓


キャスト&スタッフ

逢原 雨 永野芽郁

朝野太陽 山田裕貴

望田 司 白洲 迅

朝野春陽 出口夏希

柳田達夫 螢 雪次朗

花村竜一 佐藤貴史

菊野 純 谷 恭輔

飛岡雄星 萩原 護

日下 斎藤 工

千秋 松本若菜

逢原霞美 真飛 聖

朝野陽平 遠藤憲一

逢原雪乃 余 貴美子ほか

スタッフ

脚本 

宇山佳佑

音楽

松谷 卓

主題歌

宇多田ヒカル

「何色でもない花」

演出

松山博昭
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』他)

プロデュース

草ヶ谷大輔
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ他)

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