【ネタバレ】「君が心をくれたから」第5話のあらすじ 感想・考察!【わかみやドラマ】【月9】

 
わかみや
みなさん、こんにちは!わかみやです!

今回は2024年2月5日(月)に放送された「君が心をくれたから」の第5話のあらすじと感想、考察をお伝えしていきます!

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「君が心をくれたから」第4話 あらすじ・感想・考察

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ドラマ

相関図

「君が心をくれたから」公式サイトより

あらすじ

「君が心をくれたから」第5話 『すべて魔法のせいにして』

2005年12月

ベッドに入っていた逢原雪乃(余 貴美子)は起きている逢原 雨(永野芽郁)に眠れないのかと声をかける。

「アラビアンナイト」の絵本を抱えていた雨に雪乃は自分が魔法使いだと話す。

雨の心の扉が開くといって魔法を唱えると、雨は雪乃と一緒に寝たいと心の声を打ち明ける。

一緒にベッドに入った二人はもし魔法が使えたら、母・霞美(真飛 聖)と3人で暮らしたいと雨は話す。

2024年1月27日

病室にいる雪乃に歩み寄る雨。

雪乃は自分が癌で残りの時間が短いことを雨に伝える。

信じることができない雨を抱きしめて、生きている間は笑った顔を見せて欲しいと伝える雪乃。

雨に振られた朝野太陽(山田裕貴)は父・陽平(遠藤憲一)に慰められる。

母とのなれそめなどを話した陽平は振られた男にできることは3つだと話す。

相手の幸せを願うこと、何事もなかったかのように普通に暮らすこと、好きな子が一人で泣いてたら何をおいてでも駆けつけることらしい。

その話を春陽(出口夏希)も聞いていた。

休みに春陽に寿司をおごる約束をする太陽。

家に戻った雨は案内人の日下(斎藤 工)と千秋(松本若菜)に雪乃を奇跡で助けられないかを聞くも、奇跡を与える権限はないと話す。

嗅覚を失って午後12時になる。

次に失うのは「触覚」だ

タイムリミットは3週間。

雨は寝たきりになってしまうことを危惧して日下に聞くと、そうなったときの準備をしておくべきと言われる。

雨は望田 司(白洲 迅)に雪乃が癌であることを打ち明ける。

雨はこれ以上雪乃を追い詰めることはできないことを理由に五感のことを話していないと司に伝える。

心配になった司は雨の手を握ろうとするが、太陽のことが頭によぎり手を引っ込める。

司と別れ歩いていると「アラビアンナイト」の絵本を持っている女の子を見かける。

雨はかつて雪乃に「大人になると悲しいことや苦しいことがたくさん起こる。でも魔法をかけてくれる人もいるから魔法に助けてもらいなさい。」と言われたことを思い出す。

太陽は春陽にスーパーの寿司をごちそうする。

そのとき太陽は高校の頃雨に渡そうと思っていた指輪を春陽に見せた。

雨の「指輪の精」になれたらと話す太陽。

太陽は春陽の前で指輪を投げ捨てる。

雪乃の見舞いに来た雨。

何かを勘づいた雪乃は昔のように魔法をかけて雨から五感を失ってしまうことを聞き出す。

雨は雪乃に何も孝行できていないことを悔やんでいることを話すと、雪乃は雨のために長生きすることを決める。

雨は司に施設を紹介して欲しいと連絡する。

雨のことを心配した千秋に、雨は一人になっても大丈夫なように準備しておこうと話す。

春陽は何か捜し物があると言って仕事を休んでいる。

雪乃は担当医に長生きしたいと話すが、それは現実的ではないらしい。

そこへ司がやってくる。

一人で歩いている雨の元に汚れた春陽がやってくる。

太陽が投げ捨てた指輪を探したために汚れてしまったようだ。

春陽は雨に、太陽が雨の指輪の精になりたかったと話していたことを伝え、指輪を渡して立ち去る。

司は雨の力になりたいと雪乃に話すと、雪乃は司に一つお願いをする。

雪乃の家に訪れた司は電話で雪乃に引き出しから「アラビアンナイト」の本を取り出すよう指示される。

雨は司に紹介してもらった施設の見学に来ていた。

介護者の様子を見た雨と日下と千秋。日下はどこか動揺していた。

一人になるのがやはり怖いと二人に話す雨。

太陽の仕事場に司がやってくる。

司は太陽を連れ出し、雨と付き合っていない事と雨が将来五感を失ってしまうことを打ち明ける。

太陽にしか頼めないと「アラビアンナイト」の本を渡す。

その本には雨が高校生の頃、太陽に渡すつもりで書いた手紙が挟まっていた。

その内容は

『太陽君、私と出会ってくれてありがとう、あなたがいたからすごく幸せな高校生活でした。

あなたがいたから夢への一歩を踏み出せました。

10年後の約束も絶対かなえたいってそう思えました。

私たちこれからどんな未来が待ってるのかな?きっと幸せな未来だよね。

いつも笑っていられるようなそんな素敵な未来が待ってるはずだよね。

そんな風に思えて私はうんと幸せです。

だからこんな気持ちをくれた太陽君のことが私は好きです。大好きです。

いつも特別扱いしてくれてありがとう。

雨なんて変な名前でちっともさえない私のこともたくさん褒めて励ましてちょっとはずかしいことも大げさなことも何でも素直に言ってくれてありがとう。

そんな人今まで一人もいなかったからお姫様になれたみたいで嬉しかった。

もしよかったら10年後も20年後もその先も生まれ変わってもまた私になるから

欲張りだけどそのときもあなたのそばにいさせてください。』

太陽は手紙を読んで嗚咽しながら泣いてしまう。

太陽は司にお願いし、雨を呼び出してもらう。

施設の光景を見て、雨は車椅子で一人になってしまった未来を想像して泣いてしまう。

バスを待つ雨は指輪を左手の薬指にはめようとするも入らず指輪をしまう。

司との待ち合わせ場所に着いた雨のもとに太陽がやってくる。

五感のことを聞いたと話すと雨はなおさら会いに来ないでと告げてその場を駆け出しバスに乗り込む。

太陽はバスに乗った雨を走って追いかけていた。

転びながらも追いかけるのをやめない太陽。

一緒に乗っていた千秋と日下。

千秋が本当に良いのかと声を大にして訴えかけるも雨はバスを降りない。

日下は昔のことを思い出していた。

「イフタフ ヤー シムシム」と魔法を唱える日下。

日下「素直になれる特別な呪文だ。

あなたは必ず後悔する、だったら全て魔法のせいにして幸せな後悔をするべきだ。

涙を浮かべていた雨は、昔雪乃に魔法に助けてもらいなさいと言われたことを思い出してバスを降りる。

二人は海辺で再会する。

太陽に指輪の精の話をする雨。

雨は指輪を人差し指にははめ、その指輪をこする。

雨「お願い太陽君。目が見えなくなっても耳が聞こえなくなっても、全部分からなくなっても

私のこと 好きでいて。お願い。」

泣いている太陽が雨を抱きしめる。

太陽「変わらないから。絶対変わらないから。

君がどんな君になっても、ずっとずっと大好きだからね。」

雨は笑いながら涙をこぼす。

「君が心をくれたから」第6話予告 『声の手ざわり』

感想・考察

第5話をみた率直な感想としては「もう見てられない…」です。

次に奪われるのが触角だと判明し、施設の見学に行った雨ですが、車椅子で一人になってしまった雨の未来を映す描写がありました。

これがフィクションだと言うことは分かってはいますが、悲しすぎてそろそろ見ているのが辛くなってきたのは僕だけじゃないはずですよね。

分かってはいたのですが、リアルな光景を見てしまうと急に現実感を感じてしまいますね。

そんなこともあり、もしかしたら見るのを辞めてしまう人も少なくないのではと感じました。

触覚が失われてしまうのが3週間後というのも雪乃の残された時間とどこか関係がありそうですね。

雨の五感を失うことを聞いた雪乃が延命を望むも医者に断られてしまうのも、雪乃が高齢であることも関係しているのでしょう。

案内人の二人には奇跡を与える権利がないとのことでしたが、ではなぜ案内人は二人いるのでしょうか。奇跡について説明したりするだけなら一人でも十分なはずです。

この案内人が二人であることも、この二人が雨と太陽の血縁関係だからではないかと考えられます。

そして日下の過去が少しだけ明かされていましたが、そのシーンも日下が案内人のような人と話しているように僕は見えました。

もしかしたら日下は雨の父親で、雨の出産か何かの時に奇跡の代償を払い死んでしまったのではないでしょうか。

日下が施設の様子を見てどこか動揺していたのも関係していそうですね。

また太陽と司が話すシーンで、雨は太陽の花火を見たいと言うことを話していました。

このことから最後に奪われるのが「視覚」なのではないかと考えられます。

もしくは太陽が赤色が見えないので、代わりに雨は赤のみ見える結末ももしかしたらあり得るかもしれませんね。

そして最後のシーン。

雨がどんな姿になっても好きでいてと太陽に話していました。

雨にとっては指輪の精に魔法をかけてもらうようなものかもしれませんが、それは太陽にとっては「呪い」になっているのではないかと感じました。

もちろん雨にとって太陽がそばにいてくれるのはポジティブなことではありますが、周りの太陽にとってはそれは重荷にしかならないなと思ってしまいました。

これは高齢化が進んできており、介護問題が深刻化している日本に住む人に介護の身近さを感じさせる裏メッセージが含まれているのではないかと考えます(おそらく考えすぎですが笑)。

太陽と同じ時間を過ごすことに決めた雨のこれからと案内人の二人の正体、雪乃の容態について明かされるのが楽しみです。


キャスト&スタッフ

逢原 雨 永野芽郁

朝野太陽 山田裕貴

望田 司 白洲 迅

朝野春陽 出口夏希

柳田達夫 螢 雪次朗

花村竜一 佐藤貴史

菊野 純 谷 恭輔

飛岡雄星 萩原 護

日下 斎藤 工

千秋 松本若菜

逢原霞美 真飛 聖

朝野陽平 遠藤憲一

逢原雪乃 余 貴美子ほか

スタッフ

脚本 

宇山佳佑

音楽

松谷 卓

主題歌

宇多田ヒカル

「何色でもない花」

演出

松山博昭
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』他)

プロデュース

草ヶ谷大輔
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ他)

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