【ネタバレ】「君が心をくれたから」第3話のあらすじ 感想・考察!【わかみやドラマ】【月9】

君が心をくれたから
 
わかみや
みなさん、こんにちは!わかみやです!

今回は2024年1月22日(月)に放送された「君が心をくれたから」の第3話のあらすじと感想、考察をお伝えしていきます!

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ドラマ

相関図

きみここ相関図

「君が心をくれたから」公式サイトより

あらすじ

「君が心をくれたから」第3話 『初恋の思い出』

2014年1月

逢原 雨(永野芽郁)は祖母・雪乃(余 貴美子)に朝野太陽(山田裕貴)と手をつないだのか聞かれる。

それからどこか雨は太陽の手に意識が向いてしまっている。

太陽は雨を学校のランタン祭の実行委員を一緒にやろうと誘う。

なぜかと雨が聞くと、太陽は雨と思い出が作りたいからという。

二人は恋ランタンを見つける。恋の願いを書いてつるすとその願いが叶うという。

書いてみるか聞かれた雨は願いがないからと書くのをやめる。

家に帰った雨は自分が太陽の初恋の相手ではないことに動揺していた。

すると雪乃が「恋にとって大事なのは最初の人になるかどうかではない、大事なのは…」と雨に耳打ちする。

その後、雨は恋ランタンに「好きな人の最愛の人になれますように」と書いてつるした。

2024年1月15日

雨は味覚がないことをショックに思っていた。

雪乃に仕事をどうするのか、時間を無駄にしたらもったいないと言われ、雨は声を荒げ無駄になんかしていないという。

一人になった雪乃は倒れ込み腹部を辛そうに押さえている

雨が部屋に戻ると千秋(松本若菜)が現れる。

雨が千秋に太陽の前には現れないでと話すと、日下(斎藤 工)と一緒にいるところを太陽に見られ、葬儀屋だと勘違いされたことを話す。

すると日下が現れる。

五感の一つが奪われ、その翌日の深夜0時に次の感覚とタイムリミットが表示されるという。

次に奪われるのは嗅覚。タイムリミットは約12日後。

雨は視覚や聴覚ではなかったことに安堵するも、日下は「嗅覚にもただ匂いを感じるだけではなく大切な意味がある、人に無駄な感覚は一つとしてない」という。

一方、太陽の父・陽平(遠藤憲一)が病院に搬送され、太陽と妹の春陽(出口夏希)が心配そうに陽平が運ばれるのを見ている。

太陽が医者に陽平の容態を問い詰めると、医者は3ヶ月まともに便が出ていなかったと話す。

短期間働きたいとハローワークに来ていた雨だったが、仕事は見つからなかった。

外で待っていた千秋に嗅覚で夢のような大切なものをまた失うことを危惧していることを話す。

千秋は望田 司(白洲 迅)に相談してみたらと言う。

その後、司に話すと結婚式場のスタッフを依頼される。

チャペルで千秋は日下に嗅覚の大切な意味について聞くと「失われた時を求めて」とヒントを出される。

病室を出た春陽は太陽に明日のランタン祭で雨に告白しろと言う。

するとそこには雪乃の姿があった。

夕方、雨が歩いていると前から通りがかったカップルが持っていたクレープの匂いにひかれる。

2014年1月

ランタン祭の実行委員の会議に雨と太陽も参加していた。

そこで雨はランタン祭で恋ランタンをやるのはどうかと提案すると、そのアイデアが採用された。

その帰り道、二人が一緒に歩いている。太陽はクレープを持ってはしゃいでいると人とぶつかりクレープが太陽の服に付いてしまった。

雨は思い出が作りたくて実行委員をやることにしたと話すと太陽は「俺との思い出?」と聞く。

「高校時代の思い出。」と濁す雨。

雨は今までで一番の夕焼けと話すが、太陽はいつもと同じと話す。

どうしてそう思ったのか太陽が聞いても雨は内緒だと隠す。

太陽が手を広げて歩くのを見て、雨も同じように手を広げ、影で二人が手をつないでいるように見えるのを雨は密かに喜んでいた。

太陽と春陽は雪乃ががんで半年後には死んでしまうことを聞かされる。

雨にはまだ話せていない。

雪乃は太陽に雨の幸せを願う気持ちを受け取って欲しいと話す。

太陽は雪乃の買い物に付き合い、雪乃の家に来ていた。春陽から背中を押すメッセージが来ているのを確認した太陽。

その場に雨もいた。雨は太陽の手に意識が向いていた。

雨たち実行委員は夜中にランタン祭の準備をしていた。

太陽は疲れたのか眠ってしまっている。

雨はあの日夕日が一番綺麗に見えたのは太陽がいたからだと話す。するとランタンの明かりが付く。

雨は太陽の手に触れようとするが、最終的に小指を軽く触れる程度。それでも雨は幸せそうだった。

太陽は明日のランタン祭に雨を誘う。「伝えたいことがあるから」と話すと、雨はバイトがあるから8時には行ける、待ってほしいと答える。

そのことを千秋に話すと、告白をされると確信した雨は一人ベッドで喜んでいた。

結婚式の日。

雨は外で司と会う。雨はもっていた香水の試香紙を参列者に渡すと話す。

なぜ香水なのか疑問に思った雨に司は「失われた時を求めて」という。

千秋もその話を聞いていた。

マルセル・プルーストの小説で、主人公がマドレーヌを紅茶に浸したときの香りをきっかけに子供の頃を思い出す描写がある。

ある特定の香りを嗅ぐと過去の思い出がよみがえるプルースト効果というものがあると司は話す。

結婚式で新郎新婦がスピーチをしている時、雨はクレープの匂いがする太陽とみた綺麗な夕日のことを思い返していた。

式が終わり、一人になった雨は日下と千秋にクレープのにおいで高校時代のことを思い出したと話す。

きっとにおいは思い出だ」と雨。

日下は嗅覚は五感の中で唯一記憶を司る海馬に直接情報が届く、言うなれば嗅覚は思い出の扉を開く鍵と話す。

その場に司がやってくる。この後予定があるか聞かれると雨は予定はあったがもう帰ると話す。

帰り道、雨の元に千秋が現れる。

太陽のところに行かなくて良いのか聞かれた雨は「何もできなくなる私と一緒にいても太陽は幸せじゃない、私は幸せになってはいけない。」と答える。

千秋は「あなたはきっと幸せにはなれない。でも思い出を作ることができる。」

それは意味ない、暗闇の中にずっと一人でいたらきっと全て忘れてしまうと雨が答える。

対して千秋は涙目で「一生忘れられない思い出が人生には必ずあるから」と強く訴えかける

21時頃、太陽のもとに雨が到着する。

「太陽君と思い出が作りたくて」

祭を楽しむ二人。

二人はあの日と同じ誰もいない教室で座っている。

太陽は夕日を見た日、くすんだ緑色に見えていたことを話す。

雨の好きなものを、雨のことを知りたかったと話し、雨の手を握る太陽。

太陽「こんな風に思えたのは雨ちゃんだけ。

だからこの世界で誰よりも一番、人生で一番君のことが大好きだ。

喜び笑う雨。

雨「ありがとう、太陽君。私、好きな人がいる。」

太陽は驚く。

雨「太陽君じゃなくて他にもっと好きな人が。

太陽の手を離す雨。

雨「だからあなたの気持ちには応えられない。でもすごくうれしい。

だから忘れないよ、太陽君が好きって言ってくれたこと。ずっとずっと忘れない。私の一生の思い出。」

太陽は悲しそうな顔をしている。

雨は今にも泣き出してしまいそうなのをこらえて目をそらす。

別れた帰り道。

千秋にどうして断ったのか聞かれた雨は、「好き」という言葉が欲しかっただけだという。

不意に高校生の頃を思い出す。

高校生の雨は恋ランタンに「好きな人の最愛の人になれますように」と願いを書いてつるした。

その後、もう一つ恋ランタンに「初恋の人といつか手をつなげますように」と書いて並ぶようにつるした。

その願いはどちらも叶ったが、なぜか悔しい気持ちになっていた。

『この初恋が実ったら私はきっとうんと幸せ。』そう思っていたのに。

急に雨が降り出してくる。

千秋は日下に雨と幸せになる道を探すと宣言する。

雨に降られる雨と太陽。

雨に傘を差しだしたのは司だった。

そこでもうすぐ五感を無くしてしまうことや自分が今不安にさいなまれていることを司に話す。

雨が泣いているのを見て司は傘を投げ出し、雨を抱きしめる。

「君が心をくれたから」第4話予告 『青い春の香り』

「君が心をくれたから」第4話のあらすじ、感想・考察はコチラ↓

感想・考察

第3話では次に奪われるのが嗅覚ということが判明しました。

もちろん話の展開を考えると視覚や聴覚が奪われるのはもっと先なのはわかっていたので予想道理という感じでしょうか。

しかし味覚が約15日で奪われたことに対して、嗅覚はなぜ12日なのかは不思議ですね。

もしかしたら雨にとって大切な感覚かどうかでこのタイムリミットの長さが変わってくるのかもしれませんね。

個人的に少し気になったのは嗅覚が思い出に大切だというのはわかったのですが、なぜか雨は太陽と手をつなぐことに強く意識が向いていることです。

手をつなぐことに関しては触覚が失われるときに重要視されるものかと思いましたが、何か特別な展開がありそうですね。

そして雪乃が病気で死んでしまうことも明らかになりました。

その期限は雨が五感を失ってしまうよりも先なのか後なのか。

雨が五感を失ってしまうことを雪乃が代わりになって死んでしまうような展開もあり得るのかもしれませんね。

雨が五感を失ってしまうことに関しても、雪乃が病気でいつ死ぬのか分からないことに関しても「君が心をくれたから」は時間の大切さと普通の日常の幸せをドラマを通して伝えようとしている感じがします。

不自由なく生活できることの幸せさを感じさせられますね。

そして雨が太陽とランタン祭に行くか迷っているときに千秋が「一生忘れられない思い出が人生には必ずあるから」と強く訴えかけていたシーン。

雨に感情移入する千秋はもともと普通の人間として生きていたのでしょう。

思い出を大切にして欲しいと言っていたことから千秋にも生前大切な人がいたが、死んでしまい案内人をやっていると考えられますね。

第二話で病院の屋上でこっそり太陽のことを見ていたことや、雨と太陽の前には現れないようにと言われていたのにもかかわらずあってしまったこと、そして名前に「秋」が入っていることから千秋は太陽と春陽の母親だったのではないでしょうか。

太陽が母親の顔を良く覚えていないことからもその可能性は十分にあり得ますね。

また日下も雨の父親である可能性も否めませんね。

しかし雨は父親の顔を知っているのかいないのかは疑問ですが、日下が登場人物の何か強い血縁関係があるのではないかと考えられます。

雨が司に五感のことを話していました。

雨のことが気になる司は初めは雨のために太陽には黙っていますが、そのうち話してしまうでしょうね。

最終的に雨の五感を失うどの段階で太陽がそのことを知るのか想像が付きませんが、雪乃の話もあったので太陽は雨のことをずっと支えていくのでしょう。

フィクションですがどうか二人に幸せな未来が訪れることを願うばかりです笑。

これからの展開も楽しみです。


キャスト&スタッフ

逢原 雨 永野芽郁

朝野太陽 山田裕貴

望田 司 白洲 迅

朝野春陽 出口夏希

柳田達夫 螢 雪次朗

花村竜一 佐藤貴史

菊野 純 谷 恭輔

飛岡雄星 萩原 護

日下 斎藤 工

千秋 松本若菜

逢原霞美 真飛 聖

朝野陽平 遠藤憲一

逢原雪乃 余 貴美子ほか

スタッフ

脚本 

宇山佳佑

音楽

松谷 卓

主題歌

宇多田ヒカル

「何色でもない花」

演出

松山博昭
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』他)

プロデュース

草ヶ谷大輔
(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズ他)

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