みなさん、こんにちは!
今回はアピストグラマの飼育方法について解説していきたいと思います!
アクアリウムに慣れてきたかなと言う方はこの名前を聞いたことがあるかもしれませんね。
その飼育方法も特に変わったところはないので、慣れている方には容易でしょう。
そんなアピストグラマの飼育方法を解説していきます。
アピストグラマはどんな魚?
始めにアピストグラマがどんな魚なのか説明していきます!
アピストグラマは元来南米のアマゾン川に生息するシクリッドの仲間です。
体長が約5cm~10cmほどになり、寿命は1年半~3年、最も長くて5年
と言われています。
数多くの種類が存在し、約90種ほどの仲間がいます。
縄張りを持つ習性があり気が強い魚ですが、CBのアピストグラマは比較的温和な性格です。
オスはヒレが長く、派手な色合いをしていますが、メスはオスほどではありません。
アピストグラマの飼育環境について
次にアピストグラマの飼育環境について解説していきます!
水槽のサイズの目安は30cmの水槽では1ペア、より多い場合は60cmが良いでしょう。
適正水温は26℃前後です。30℃以上にはしないようにしましょう。
pHはアピストグラマの種の元の環境に依存します。しかし、大半の種で弱酸性よりの軟水を好みます。
またアピストグラマは強い水流を嫌うので、水流は微弱にしましょう。
水槽に底には弱酸性になるようなソイルを敷き、飛び出す可能性があるため、水素には蓋を準備するようにしましょう。
以上から水槽以外にヒーター、シェルター、流木や水草があると良いでしょう。
他に水換えは2週間~1ヶ月に一度、1/3の水量を変えるようにしましょう。
大きな水質の変化を嫌うため、一度の水換えで水槽内の水を換えすぎないようにしましょう。
アピストグラマの餌について
次にアピストグラマの餌について説明していきます。
アピストグラマは基本的に口に入る大きさなら何でも食べてくれます。
与えるものとして、人工飼料や赤虫、ブラインシュリンプがオススメです。
人工飼料は緩やかに沈んでいくものが良いでしょう。
与える回数は1日に1、2回、数分でなくなる量を与えるようにしましょう。
ブラインシュリンプや一部の人工飼料には魚の発色を良くする成分が含まれているので、見た目を意識する人はこのことを覚えておくと良いでしょう。
アピストグラマと混泳できる魚
次にアピストグラマが混泳できる魚について説明していきます。
アピストグラマは縄張り意識が強いです。
そのため、同種同士でもケンカすることが多いため、水槽内に水草やフィルターが必要になります。
他にもシクリッド形の魚と一緒にしてもケンカするでしょう。
相性が良い魚種として、ネオンテトラやコリドラス、オトシンクルスなどがよい
でしょう。
コリドラスやオトシンクルスは生息域が異なるため、ケンカや攻撃することはほとんど無いでしょう。
ネオンテトラ、コリドラス、オトシンクルスの飼育方法についてはコチラ↓
しかし、言ってしまうと結局は個体同士の相性があるので、上記以外の種でも問題なく混泳できることもありますので参考程度にしてくださいね。
アピストグラマの繁殖
最後にアピストグラマの繁殖についてお話しします!
オスとメスの見分け方ですが、色で見分ける場合はメスは地色が黄色っぽいことが多いです。しかしオスが黄色をしている場合もあるのでこの見分け方では厳しいでしょう。
他には背びれと尻びれの後部先端が尖って見えるのがオス、丸みを帯びているのがメスと言った見分け方もありますので試してみると良いでしょう。
不安な方は飼う時にペットショップの店員さんに聞いてから飼育するようにしましょう。
アピストグラマは流木やドーム型の筒状のものに卵を産み付けます。
産卵行動は弱酸性の水で起きやすいので、繁殖を考えている方は水槽内に流木の導入は欠かせないでしょう。
そして産卵の後、親が卵や稚魚を守る習性があるので、別の容器に分けず温かい目で見守ってあげましょう。
卵は数日後に孵化し、数日間はヨークサックという栄養があるので餌は必要ありません。
その後、ブラインシュリンプなどを与えてみると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると
- アピストグラマは種類が多く、縄張り意識が強い
- 適正水温は26℃で弱酸性を好む
- 餌は沈下性の人工飼料やブラインシュリンプ
- シクリッド系との混泳は相性が悪く、水草やシェルターが必要
- 流木などに産卵し、親が子を守る
以上です!
アクアリウムや熱帯魚の飼育に慣れてきた人が飼ってみたくなるアピストグラマ。
以上のことを抑えて、美しいアピストグラマを水槽に導入してアクアライフを存分に楽しんでくださいね!
参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
んじゃ、またね~
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