みなさん、こんにちは!
今回はエンゼルフィッシュの飼育についてお伝えしたいと思います!
みなさんが熱帯魚といわれて思いつく魚といえばエンゼルフィッシュという方が多いのではないでしょうか。
そんなエンゼルフィッシュはどうやって飼育したら良いのかをお伝えしていきます!
エンゼルフィッシュとは
まずエンゼルフィッシュは南アメリカのアマゾン川などに生息しているシクリッドの仲間です。
大きなヒレでふわーっとゆっくり動く姿が天使に見えることからエンゼルとつけられたといわれています。しかし性格は荒く、よくケンカをするので注意が必要です。
体長は15~30cmほどになります。飼育してみたいけどあまりなじみのない方は意外と大きくなることを覚えておきましょう!
寿命は短くても3年、最長で約5年生きるといわれています。水質の管理を正しく行えばきっと長生きしてくれるでしょう。
エンゼルフィッシュの飼育に必要な環境は?
エンゼルフィッシュを飼う時の水槽のサイズは1匹で45cm~、2、3匹で60cm~、それ以上飼育する場合は90cm~あると良いでしょう。
これはエンゼルフィッシュは先ほど述べたように30cmほどになり、且つフンなどで水が汚れやすいからです!
またエンゼルフィッシュを複数引き入れるとかなりの確率でケンカをします。
対策として水草や流木、石や岩などをいれると隠れ家になるので、気が弱い子も比較的安定して飼育できますよ。
またエンゼルフィッシュは25~30℃くらいが適正水温です!しかし低水温の環境下で飼育を始めると白点病になってしまう可能性が高くなるので、28℃前後の飼育をおすすめします!
エンゼルフィッシュはアマゾン川で暮らしているので、pHは5.5~7.0の弱酸性~中性の軟水がよいでしょう。
これは水道水をカルキ抜きすればおそらくは大丈夫です。もしくは水草などをいれ、水草に必要不可欠なCO2を補給すれば問題ありません!
エンゼルフィッシュの餌は?
次にエンゼルフィッシュに適した餌についてです。
エンゼルフィッシュにはテトラエンゼルフィッシュやテトラミンがおすすめです!
Amazonでテトラエンゼルフィッシュを見る Amazonでテトラミンを見るもしくは冷凍の餌(赤虫など)が手に入りやすく、魚の食いつきも良いので是非試してみてください!
これらを1日1~2回、2分以内になくなる量を目安に与えましょう。もちろん与えすぎは水質の悪化に繋がります。飽食でなくても良いので量に気をつけてあげるようにしましょう。
他に生き餌を与えることも水質が悪化しやすくなってしまいます。エンゼルフィッシュの飼育では死に餌だけでも問題ないでしょう。
幼魚には体のサイズに合わせて、テトラミンベビーもしくはブラインシュリンプを与えるのをおすすめします。
Amazonでテトラミンベビーを見るエンゼルフィッシュの繁殖について
次にエンゼルフィッシュの繁殖についてお話しします。
まずはオスメスの判別方法ですが、かなり難しいです。
肛門付近の生殖器を見て、オスの生殖器(輸精管)は先がとがっており、メスの生殖器(産卵管)はオスよりも太くなっている点で判別はできるようですが(僕はたまに間違えます笑)、
ペアになったのを確認するか、抱卵を確認するのが確実です。
エンゼルフィッシュは生後約10ヶ月~12ヶ月ほどで繁殖が可能になります。
産卵は水草や岩などに塊で産みつけ、親が卵の世話をしてくれます。
じゃあ放置しておけばいいじゃん!と思われますが、注意点があります。
もしペア以外の個体がいると他の個体が食べてしまったり、ケンカなどをして親が育児を放棄することがあるのでその点は注意しましょう。
また後述しますが、大きい個体と小さい個体がいると小さい個体がやられてしまうことがあるのでいずれペアは分けて飼育したほうがよいでしょう。
エンゼルフィッシュは他の魚と混泳できる?
エンゼルフィッシュだけじゃなくて一緒に他の魚も飼いたい!と言う方もいらっしゃるでしょう。エンゼルフィッシュと混泳できる魚種を紹介します。
その前にエンゼルフィッシュだけなら問題ないのかというと、体の大きさに違いがあったりすると大きい個体が小さい個体を追いかけ回してしまうことがあります。
そのため、同じ体の大きさの個体のみで奇数匹飼育するようにしましょう。
続いて混泳できる魚種ですが、
- コリドラスなどの底棲魚
- 食べられない大きさのテトラ(群れ)
- (グラミーの仲間)
です!
コリドラスなどの底棲魚はエンゼルフィッシュと泳ぐ水層の位置が異なるので、お互いがいることの影響は少ないんです!
ですが、エンゼルフィッシュが万が一、コリドラスを攻撃してしまうことも考えて、隠れ家となるような水草を入れてあげると良いでしょう。
コリドラスと水草が入ることでレイアウトとしてもかなり完成度が高い水槽になること間違いなしです!
次にテトラの仲間も混泳可能ですが、エンゼルフィッシュの口よりも小さいサイズであったり、群れを形成できない数を一緒に入れてしまうと攻撃されてしまいます。
なので一緒に入れるテトラは十分に育った複数引き入れることが大事です。この場合も水草などあった方が良いでしょう。
括弧で書いたのですが、グラミーの仲間は混泳できる場合とできない場合があります。グラミーもエンゼルフィッシュとケンカするのでサイズや種類を気にする必要があります。
一方、グッピーやエビはエンゼルフィッシュと相性が非常に悪いので混泳は向いていません。
まとめ
いかかでしたか?まとめると
- 水槽は1匹の時45cm~、2,3匹は60cm~、それ以上90cm~
- 水温は28℃前後
- 水草などに卵を産み、親が卵や稚魚を育てる
- 混泳できるのはコリドラスやテトラの仲間!
エンゼルフィッシュは比較的安価に手に入る種類もありますが、飼育するのは少し慣れが必要な魚です!
是非エンゼルフィッシュの飼育の参考にしていただければと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
んじゃ、またね~